【ポポーって何?どこで食べられるの?】「幻の果物・ポポー」がフツーにある、特産地の町民がポポーについて全力で説明してみた

ポポー
✔️この記事でわかること!
  • ポポーって何?風味や食感、栄養は?
  • どこで食べられるの?どうやって手に入れるの?
  • 実を手に入れたらどうやって食べるの?

詳細な目次へ

ポポーという果物。
初めて聞いた人は、みんな「?」がとまりません。
クシダユリ
ポポーのアイス、おすすめですよ☆
お客さん
ポポー?え?何?ポポー!!???

え、名前!カワイイ〜〜♡

果物?え?食べもの?

え?なんなの?美味しいの?

え、どんな味?売ってんの?

え、ポポーって何なんですかぁ??

クシダユリ

・・・えーっと、ハイ、ポポーとはですね…

さて、こんにちは。クシダユリです。

カフェで働いているとき、お客さんに、ポポーをおすすめすると、質問攻めになり、注文どころでなくなることは、しょっちゅうです。

今回は、そんなポポーについてご紹介します。

ポポーは、あまり日本で栽培されておらず、市場にもほとんど出回らないので、「幻の果物」なんて通り名があります。

日本では珍しいポポーですが、実は、いくつかの地域では、特産品として売り出されています。

記事では、ポポーの特徴と合わせて、貴重なポポーが食べられる地域、ポポーの入手方法、入手後の食べ方も紹介していますので、最後まで、ぜひ読んでみてください♪

 

ポポーって何?

ポポー

フルーツです

原産は北アメリカで、日本には、明治時代に入ってきたそう。

秋になるフルーツで、形は、こぶし大くらいの楕円形

色は緑や黄色です。

中は、柿のタネみたいな、茶色いしっかりとしたタネがたくさんあり、実はマンゴーのような鮮やかなオレンジ色です。

日持ちが全然しないので、スーパーといった市場にはほぼ出回っておらず、それゆえに、「幻の果物」という宣伝文句がついています。

ポポーの木は、もともと害虫や病気にとても強い果樹で、このポイントは、海外ではオーガニック農家さんにとって魅力になっているそう。

完全無農薬で作れるポポーは、現代のナチュラル志向の人にも受けそうですね。

味や香り、食べた感じは?

味や香りは、いろんなトロピカルフルーツをブレンドしたような感じで、「バナナとマンゴーとパイナップルを混ぜたよう」と言われたりもします。

食感も、バナナやマンゴーに似たねっとりとした感じで、よく、「カスタードクリームのよう」とも例えられています。

香りについては、「ポポーは、吟醸酒と近い香り」と言っている論文がありました。

確かに、ポポーを食べると、甘いトロピカルな中に、ちょっと発酵臭っぽい、アルコールのくらっとする感じを覚えます。

これはなんなんだろう、とずっと思っていたのですが、成分で見て、日本酒の香りと似ているからなんですね。

論文内では「日本酒と組み合わせた果実酒の開発は特産物になりそうだ」と書いてあったのですが、海外ではポポーのラム酒漬けといったレシピがあったり、日本でも茨城県ではポポーワインが作られていたりするので、お酒との相性がけっこう良さそうです。

別名

ポポーには、実は、英語スペルのpawpawの読み方の違いで、人によって呼び方が若干変わります。また和名もあります。

  • ポポー
  • ポポ
  • ポーポー
  • アケビガキ(和名)
  • 森のカスタード

また、海外ではもっと多くの呼び名がついてます。

ポポーを語る時のネタにもなります♪

  • えせバナナ (false banana)
  • ポポーアップル (pawpaw apple)
  • カスタードバナナ (custard banana)
  • 貧乏人のバナナ (poor man’s banana)
  • インディアナ州民のバナナ (hoosier banana)
  • アメリカン・カスタード・アップル(American custard apple)
  • ケンタッキー州のバナナ(Kentucky banana) 

栄養は?

栄養

ポポーは、栄養価がとても高いフルーツ

ビタミンCや、カリウム、食物繊維などが豊富で、カロリーは低く、美容を意識する女性には嬉しいフルーツですね。

そのほか、体を作ったり、健康に保ってくれるミネラルやビタミンも豊富。

とってもヘルシーなフルーツです。

ポポーの可食部100gあたりの主な成分はこちらです。

日本国内に出回っているポポーの情報は少なめなので、原産国のサイトやポポを研究しているケンタッキー州立大学のデータを参考にさせていただきました。

ポポーの主な成分
  • カロリー 80kcal(バナナよりも低い)
  • ビタミンC 18.3mg (バナナの2倍、オレンジの3分の1)
  • カルシウム 63mg (フルーツの中ではかなり多い方)
  • カリウム 345mg(カリウムの多いバナナと比べると若干少ないだけ)
  • タンパク質 1.2g(全ての必須アミノ酸を含んでいる)
  • 鉄分 7mg(1日に必要な鉄分のほとんどが補える)
  • 食物繊維 2.6g(バナナやりんごと同じくらい)
  • 炭水化物 18.8g(バナナより低い)
  • 脂質 1.2g(フルーツの中では多め)

参考:Kentucky state university “PAWPAW DESCRIPTION AND NUTRITIONAL INFORMATION”

期待できることと気をつけること

  • ポポーは、ビタミンC、カリウムなどビタミン・ミネラルが豊富で、低カロリー、食物繊維も多く、栄養価が高い。
  • もし、パパイヤなどフルーツにアレルギーがある方は、事前にお医者さんに相談するのが良い。
  • 妊婦さんは避けた方が無難。
  • アタマジラミをやっつけるのに、ポポーの抽出物で作ったシャンプーが作られたりしているそう。
  • ヘルシーとは言え、食べ過ぎが行き過ぎれば健康への懸念もあるそうなので、食べる量はほどほどに。

参考:Sloan Kettering Institute 

つまりポポーはこんな果物!

ポポーまとめ
  • 秋に採れる。
  • 楕円型で緑や黄色の表皮に、中はオレンジ色の果実で、種が多い。
  • バナナとマンゴーとパイナップルをミックスしたような風味。
  • 日持ちがせず、市場にほとんど出回らない。ゆえに「幻の果物」。
  • 病害虫にもともと強いため、無農薬で作れるナチュラルフルーツ。
  • 栄養価が高い。

ポポーを食べたい!

ポポーを食べるには?

ポポーを食べてみたいと思ったら、主な方法はこの3つ。

自分で栽培して食べる方法は除きます。

  1. ポポーの産地にいく。
  2. 田舎の道の駅をチェックする。
  3. 通販を利用する。

ポポーの産地に行って食べる

珍しいポポーを特産品にしようと、栽培をしたり、商品化をしている地域があります。

ポポーが食べたいなら、産地に行って食べるのが一番おすすめです。旅行も楽しめますし。

何より、現地では、常にトライアンドエラーでポポーの商品開発をしていて、インターネットなんかでは見つからないような、そこでしか味わえないポポーの商品にありつけることがあるからです。

私の暮らす早川町では、そういうことがあります。

きっと他の産地でもあると思うので、ポポーの掘り出しメニューを探すのもおもしろいですよ。

確実に食べたい人は、ポポーの季節、秋を狙うのがよいでしょう。

地域によって異なりますが、採れるのは9〜10月ごろです。

ポポーは日持ちのしない果物なので、加工されていなければ、産地であっても秋しか食べられない可能性が…。

加工商品にしている地域であれば、季節関係なく食べられると思います。

ちなみに、早川町では年中食べられます♪

気になれば、念のため事前確認するのがよいかと。

(もし「ここもポポー作ってるよ!」というところがあれば教えてもらたら嬉しいです!追記します!)

愛媛県大洲市・長浜町櫛生

ポポーの生産、日本一!

菊池農園さんが栽培をされています。例年1トンも収穫されているそう!

冷凍ポポーは年中販売していて、9〜10月の収穫の時期には、生での販売もあるそうです。

購入はこちら(通信販売もあり)

大洲市内のスーパー2店と「道の駅 清流の里ひじかわ」で買えるのと、通信販売もあります。

通信販売の場合は、以下の商品で、

  • 生ポポー5~6個/箱 3000円 (税込・送料別) 収穫発送時期9月~10月
  • 冷凍ポポー果実1箱(600g)1,620円 (税込・送料別)年中販売

ハガキ又はFAXで、郵便番号、住所、氏名、電話番号、商品と数量を記入してくださいとのこと。

支払いは代引き(商品引き換え)だそうです。

問い合わせ

愛媛ポポー食品

電話&FAX (0893)53-0521

携帯 090-5274-1788

山梨県南巨摩郡・早川町

日本で一番人口の少ない町・早川町。私の暮らしている町です。

早川町では、ポポーを庭木で育てている人が多く、「南アルプスふるさと活性化財団」さんが、個々人からポポーの実を買い取り、ポポアイスと、ポポシャーベットを大々的に作って販売しています。

ポポーのアイスとシャーベットは、町内の多くの飲食店などで提供されていて、どの季節にいっても食べられます。

特に、「南アルプスプラザ」では、それに加えて、ポポーのパウンドケーキ、ポポーのどら焼きも販売されています。

また「鍵屋」では、オリジナルポポージャムも買えます。

私のイチオシは、ポポーのどら焼き。

想定外にポポーと「和」がマッチしていて驚くのと、ちゃんと生のポポーの味がすることに、わが町の商品ながらすごいなと思います。

購入はこちら(ネット販売もあり)

店頭販売と、インターネットからも商品購入が可能です。

インターネットで買えるのは

  • ポポーのアイス 1カップ(100ml) 330円(税込・送料別)
  • ポポーのシャーベット 330円(税込・送料別)

インターネット購入はこちらから。

早川ご当地アイス販売中 – 日本一人口の少ない町、早川町の魅力を伝える|早川ZAIDAN

生のポポーは、なかなか販売されていないですが、早川町近隣の道の駅では売っていることもあります。

私は「道の駅 富士川」で販売しているのは以前確認しましたが、気になる方は、要問い合わせです。

早川町内でポポー商品が食べられるお店
  • 鍵屋

【古民家カフェ鍵屋】東京から日帰りもできる秘境。奈良田温泉もすぐ近く!

*アイス、シャーベットだけでなく、お店オリジナルのポポージャムもあります!

  • 奈良田の里温泉

奈良田の里温泉(女帝の湯)

  • 西山温泉 慶雲館

西山温泉 慶雲館

  • 西山温泉 湯島の湯

西山温泉 湯島の湯

  • ヘルシー美里

光源の里温泉ヘルシー美里

  • 麓の直売所

麓の直売所・cafe

  • ヴィラ雨畑

ヴィラ雨畑 自然の癒しを求める方へ

  • 南アルプスプラザ

*アイス、シャーベットだけでなく、ポポーどら焼き、パウンドケーキもあります!

南アルプスプラザ

  • 赤沢宿宿の駅 清水屋

宿の駅 清水屋

島根県邑智郡・美郷町比乃宮

島根県・美郷町では、平均61歳、ある日の女子会にて、ポポーが話題になり、「アイスにしたらいいかも」という誰かの一言から、さっそく翌日に試作。

すると、ポポーアイスは村で大好評。

それから、「ポポー四次元化プロジェクト実行委員会」が立ち上がり、クラウドファウンディングを活用して、多くの人を巻き込みながら、ポポージェラートが完成。

自然放牧牛乳と合わせて作られたポポージェラートが食べられます。

購入はこちら(ネット販売もあり)

美郷町内外のお店数店舗で購入でき、インターネット販売もされています。

商品は、

  • ポポージェラート12個入り 4986円(税込・送料別)
  • ポポージェラート6個入り  2736円(税込・送料別)

インターネット購入は

Muiミューイの森牧場カフェ

茨城県日立市十王

町内各所で植えられていたポポーに目をつけて、特産品開発を始められたそう。

こちらは、商品の種類がとても豊富。

ポポーワイン、ソフトクリーム、アイスクリームがあり、さらに、地域の和菓子屋「風月堂」さんによって「ポポーワインゼリー」と「ポポーろまん」も開発され販売されているそうです。(こちら参考)

購入はこちら(ネット販売もあり)

現地での購入ができるのと、インターネット販売では、楽天で「ふるさと納税」という形でアイスクリームを手に入れることもできるようです。

【楽天市場】【ふるさと納税】A-8 ポポーアイスクリーム詰め合わせ:茨城県日立市

ポポー商品が買えるお店

  • 十王物産センター鵜喜鵜喜(うきうき)

十王物産センター鵜喜鵜喜(うきうき)公認ホームページ

  • 日立駅情報交流プラザ

日立駅情報交流プラザ(ぷらっとひたち)施設概要 | 日立市観光物産協会公式ホームページ

  • 国民宿舎 鵜の岬(うのみさき)

茨城県立国民宿舎 鵜の岬【公式ウェブサイト】 - 茨城県国民宿舎 鵜の岬です

  • 鵜来来(うらら)の湯十王

【公式】日立市鵜来来の湯十王

  • 和田ストアー

茨城県日立市十王町友部109-7

  • 風月堂 

風月堂

現地へ行けない人は、どうやって手に入れる?

近くの道の駅や朝市で、売り出されていることがあります。

収獲の9〜10月ごろ、ぜひチェックしてみてください。

道の駅でも見つからない場合は、「ポポー」で調べると、楽天やamazonなどで商品が出てくるので、インターネットで商品を買うことができます。

インターネット販売でも、生のポポーの販売なんかは、期間限定でしか販売されないことがあるようなので、購入したい方は、お気をつけください!

ポポーの実を手に入れたらどうやって食べるの?

まずはそのままで

まずは、シンプルに。実をよく洗って、半分にきり、スプーンで実をすくって、食べてみてください。

他の食べ方だと、皮をむいて、てきとうな大きさに切り、種を取り除いた実だけの状態にしたものを冷凍して食べたり、実をピューレにして、スムージーやグラノーラ、プリンなどに使ったりもできます。

特に、ピューレにすると、一気にいろんなものに活用しやすくなるので、おすすめ

しかもピューレの活用は難しく考えなくても、大丈夫。

ポポーはバナナの味と雰囲気が似ているので、バナナスイーツのレシピで、ポポーをバナナと置き換えて作ってみると、だいたいうまくいきます。

保存は?

冷蔵庫

ポポーは、すごく熟しやすく、それゆえに日持ちがしません。

熟したものは、常温で3日ほどしか持ちません。

冷蔵庫に入れたら、少し熟すのをを遅らせることができます。

入れるときは、袋に入れましょう。

実が未熟であれば、冷蔵庫に入れれば、状態によって1〜3週間はもちますが、それでも傷みやすので早めに食べた方が良いです。

いったん包丁を入れて、実だけで置いておくと、1日の間にどんどん色が悪くなってきます。

なので、切ったらすぐ食べるか、実の状態ですぐ冷凍するか、ピューレなどに加工するのが良いです。

ポポーの皮は、わりとすぐ黒くなったり、斑点が出てきたりしますが、それは熟している証拠。

皮の色が悪くなったように見えても、切ってみて中がおかしくなければ問題なく食べられます。

冷凍庫

冷凍したら、6ヶ月くらい持ちます。

ポポーの実を冷凍するときは、実だけの状態または、ピューレにしてからジップロックなどに入れて保存してください。

参考:https://www.verywellfit.com/pawpaw-fruit-calories-carbs-and-nutrition-facts-4781746

まとめ

ポポーについて、理解を深めてもらえたでしょうか?

見かけたらぜひ食べてみてほしいです!

また、特産地へ行くと、インターネットには出ていなくても、

ポポーの変わった商品が食べられることがあるので、

機会があれば、ぜひ産地で味わってみてください!

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